Ge.ガスゼットフイーダー(GAS JET FEEDERS)

ガスゼットフイーダーは圧縮ガス(通常は空気、圧力は0.2〜0.4MPaG)をノズルより噴射膨脹させ、それにより生ずる負圧

(若干の真空)で粉体(or粒体)を吸込ませ空気と共に輸送します。
輸送距離は粉体の性質(粒径、見樹比重、粘結性等)によって異なりますが、だいたい20〜30mの短距離輸送に使用され

容量もあまり大容量のものは無理で10〜20m3/hが限度のようです。
粉体の吸入方式にはホッバーあるいは貯槽の下部に直接取り付けて粉体の自重落下により吸入するいわゆる押込型

(下図・1)と貯槽から吸入管を挿入して吸い上げる吸込型(下図・2)があり、前者と比べて後者の方が駆動空気量は多くなり

ます。
特に吸込型の横合は液体を吸い上げる場合と違って、槽内に残留する粒体の量が多くなりますから、効率よく吸入させる

為に、吸入管、挿入管等に特別の工夫を要します。
構造は下図・1,2のとおりですが、材質は粉体による摩耗、腐食に耐える材料を使用するのが最良ですが、価格、納期の

点から炭素鋼材またはステンレス材の表面に硬質化処理を施すのが普通です。

 

<図・1> ガス(空気)ゼットフイーダー(押込型)の構造



<図・2> ガス(空気)ゼットフイーダー(吸込型)の構造

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