ジェットリング真空ポンプシステム (Jet Ring Vacuum Pump System)
スチームエゼクター水封式(水環)真空ポンプが融合したハイブリッド真空ポンプシステム
概 要
スチームエゼクター式真空ポンプシステムは古くから工業用として広範囲に利用されていますが、スチームを動力源とするところから、主にスチーム源の豊富な化学や石油化学、製鉄などの大規模プラントに使われてきました。
容量的には非常に幅広く使用され、製鋼二次精錬用では吸入口径2,700mm
、圧力67PaAで排気量30,000m3/minという超大型の設備もあります。
一方、汎用的な真空ポンプとしては、水封式(水環)、真空用のルーツ、油回転真空ポンプなどが使用されています。
駆動流体の圧力エネルギーを運動エネルギーに変換して流体の移送、圧縮作用を行う噴射ポンプと、羽根車の回転によって流体を移送、圧縮する回転ポンプはその作動原理が異なり、それぞれの得意分野で使用され併用または共用されることはありませんでした。
しかし最近は、代表的な噴射ポンプであるスチームエゼクターと回転ポンプである水封式(水環)を組み合わせた多段式の真空ポンプシステムが多くの分野で使用されています。
装置の上流側はスチームエゼクター、下流側は水封式
(水環)真空ポンプとするハイブリッド真空ポンプシステムでありお互いの長所を組み合わせ欠点を補完し合うものです。
構 成
通常1〜3段のスチームエゼクターの後にサーフェイスコンデンサー(多管式熱交換器)を設置し、駆動スチームを凝縮したのちその凝縮液と非凝縮性ガスを後段の水封式(水環)真空ポンプで抜き出す。ポンプの封水はクーラーを設けて循環使用することができる。容量の小さい場合(10m3/min 以下)にはインターコンデンサーを設けず後段の真空ポンプにスチームの凝縮能力を持たせることによって、水封式(水環)真空ポンプでスチームもガスも共に排出することもできる。
・機器フロー及び外観を下記に示します。
    
特 徴
1.便利な地上設置ユニット:多段式のスチームエゼクターシステムは、通常ドレンや冷却水の抜き出しのため高所(大気脚
                                                      地上10以上)への設置が必要であるが、当システムは地上設置をすることができる。
2.超省エネ蒸気消費量は1/3〜1/40.01kPa程度までの真空を容易に省エネで作ることがで きる。
3.どんな蒸気でも有効に利用:スチームエゼクターに使用する蒸気は 0.1MPa以下の低圧スチームでも運転が可能である。
4.耐食材料の利用が容易:特殊ステンレス、ハステロイ、カーボンなどの超耐食材料の使用が容易で腐食環境に強い。
5.コンパクトで安価:通常、ユニット化されていてコンパクトでコストパフォーマンスが高い。
6.抜群の信頼性:堅牢で、メンテナンスの頻度が少なく機器寿命が長い。
7. キャパシティーに制限がない:ヘビーデューティや多目的な用途に適している。
8.水分やベーパーを含んだプロセスには特に理想的:排気ガス中に凝固、閉塞、固着などの恐れがある成分が含まれる
                                                                           場合は特に適している。
弊社では既に、100基以上にも及ぶ実績があります
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